歯列矯正は、美しい笑顔を手に入れるだけでなく、口腔の健康を守るためにも重要です。 さまざまな矯正方法がありますし、それぞれの方法にはそれぞれのメリットと欠点があります。主な歯列矯正の種類と、それぞれの選び方について詳しく説明します。
矯正装置ってたくさんあってどれが自分に合うかわからないの…
矯正治療は時間がかかる治療だからこそ慎重に選ばないとね！
1. メタルブラケット（セルフライゲーション：当院ではクリッピーシステム使用）
特徴
金属ブラケットは、最も一般的で歴史のある矯正方法です。金属製のブラケットを歯の表面に装着し、ワイヤーで歯を動かします。
いいね
- 強度が高く、頑丈な矯正に対応
- 他の方法よりもコストが低い
- 矯正力が強いため、長時間で効果が得られることがある
ちょっとだめかも
- 見た目が目立ちやすい
- ブラケットやワイヤーによる不快感がある
適応
予算を抑えたい方や、強い矯正力が必要なケースに適しています。
2.セラミックブラケット（セルフライゲーション：当院ではデーモンシステム使用）
特徴
セラミックブラケットは、金属ブラケットと同様の仕組みですが、ブラケットが歯の色に近いセラミックでできるため、目立ちにくいです。
いいね
- 見た目が自然で目立ちにくい
- 金属ブラケットと同様の矯正力
ちょっとだめかも
- 金属ブラケットよりもコストが高い
- セラミックが割れやすい場合がある
適応
見た目を重視しながらも、強力な矯正力を希望する方に適しています。
3. インビザライン（マウスピース矯正）
特徴
インラインビザは、透明なマウスピースを使用した修正方法で、取り外しが可能です。
いいね
- ほとんど見えないため、審美性が高い
- 食事や歯磨きの際に外に取り出せるため、衛生的
- ワイヤーやブラケットによる不快感がない
ちょっとだめかも
- 軽度から中等度の矯正に適しているため、複雑なケースには対応できない場合がある
- 装着時間を守らないと効果が得られない（当院の場合は最低20時間です）
- 他の方法よりも高価
適応
審美性を重視し、軽さから中等度の矯正を希望する方に適しています。
4. リンガルブラケット（当院での扱いはありません）
特徴
リンガルブラケットは、歯の外側に装着するブラケットで、外側からは見えないため、審美性能に優れています。
いいね
- 完全に見えないため、審美性が高い
- 外見を気にせず矯正できる
ちょっとだめかも
- 装着に時間がかかり、調整も難しい
- 舌にあたるため、不快感が強い場合がある
- 他の方法よりも高価
適応
外見を最優先する方や、矯正が見えない状態で行いたい方に適しています。
最適な治療法を選ぶポイント
- 矯正の目的：見た目の改善が主な目的か、機能的な改善が必要かによって治療法が変わります。
- 予算：矯正のコストは方法によって大きく異なるため、自分の予算に合った方法を選びましょう。
- 生活スタイル：取り外しが可能なインビザラインは、食事や歯磨きの際に便利ですが、自己管理が求められます。
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